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2009.05.05 *Tue
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  父が変わってきた・・・


 ここ何年か、ずっと疎遠となっていた父と接点を持つ機会がありました。

 
 私の人生の岐路。
 本当に誰かにすがりたかったあの時に

 「おまえの敵になってやる」 とまで私に突きつけた父でした。

 「あいつとは一生一緒に住むつもりは無い」と親類に宣言していた父でした。

 
 幼い頃は、見放されるのが怖かった。
 それは、父がやっぱり好きだったから。

 離れても、常に父の判断が頭にあった。

 
 父からの 自立。

 これが私のひとつのテーマだったように思います。


 

 今思うと、父も 修羅界に住んでいたんでしょう。

 「裁く」 場所を仕事場と定めて生き、
 自分のジャッジで「正しさ」をはかり、
 どんな方法を使っても 最良の道をすすませるのが愛情の表現でした。


 逆らう者は 受け止めない。


 彼の複雑な生い立ちや環境が育てたであろうポリシー。

 

 歳とともに、老いがますますそのこだわりに拍車をかけていました。
 でも。本人が一番苦しそうでした。


 親に受け止められない「悔しさ」や「悲しみ」を昇華する事。

 これも私が光へ向う大切なプロセスでした。

 

 私が変われば 相手も変わる。

 そう願って生きていた時に、父は変わることはありませんでした。


 その後 私は、言葉の通じなくなった父に、
 
 遠くから、言葉ではないコンタクトを取る事にきめ、



 遠くから、祈り、遠くから、心の会話をすることをしました。

 それでも父は変わることはありませんでした。


 もう、今生では、心の触れ合う会話をする事は無いのかもしれない。

 そう思ってあきらめて、

 自分の中を見つめることだけをしてきて、随分たっていたな。



 久しぶりに会った父は、目が少し優しい光を帯びていました。

 しおらしく、誰でもない私に ぽつぽつと語りました。

 
 医療を信じて、私の話す代替療法には耳も貸さなかった父は、

 薬の飲みあわせで倒れたのだそうです。

 それまでは、周囲の誰もが、年齢にしては「若く見える」父を賞賛していたのですが、

 それから体力は戻らず、

 医者からは「所詮薬は毒ですから」と言われ、

 
 「すっかり、自信が無くなった」


 こともあろうに 私にそう語ったのでした。



 誰でも、最後の最後までわからない。

 光に向うための出来事がくるんだ。


 あの阿修羅像のように 父は なんとも言えない顔をして別れて行きました。

 

 けれど、力を無くして、

 本当は 少し 心の平安を取り戻したのではないの?


 
 今まで、自分の思う正しい事をただひたすらこだわって

 そして実践してこようとした修羅の道。

 

 このまますぐに手放せる訳ではないと思うけれど、

 心が安らぐと言う事を、一日も早く 一日も多く 味わえたらいいね。

 
 私は、あなたのおかげで たくさんの感情を味わい たくさんのことに気づき

 たくさんの学びを得て、光に向って行く事ができました。


 生まれてこれたのも、あなたのおかげです。

 今、人生で一番安らいだ時を過ごしています。



 生かしていただいて、ありがとうございいます。

 学びのために 親子として生まれたご縁に感謝いたします。
 


 
 
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CATEGRY : 心の旅

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 sarahちゃん

 私の中にきれいなキラキラした波紋が広がりました ☆

読み終えて 胸があったかくなって優しい何かに包まれたようになりました。

 sarahちゃんの身のこなし 人への気遣い 柔らかな言葉使い
 透き通るようなやわらかなこころ

 このすべては 幼いときに 培われたもの

素敵なsarahちゃんと ご縁をいただいたもの
お父様がいたからなんだね。

私からも こころからの 感謝を伝えなければいけませんね。

   「ありがとうございます」
 
2009/05/06(水) 19:16:43 | URL | まやりん #- [Edit
☆まやりん
そうですね。
あの時はそう思えなかったけれど
父が私に投げた言葉があったから、今日の私があります。
あの言葉がなければ、今のように心の自由は無かったと思います。

数々の出来事が、まやりんを含む人との出会いにつながりました。
本当にありがたいな~☆

たくさん褒めていただいて、どうお答えしてよいのかv-402わかりませんが、
確かに、身に付いたものは両親のおかげ様ですね。
そのとおりです。
それに、小さい時はとても可愛がってもらったようです。

好きだったから、NOと言えなかった・・・
親は子供にどうしたらいいのか、親も子も勉強ですね。

2009/05/07(木) 23:18:17 | URL | sarah #- [Edit

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